4歳とICCキッズ・プログラム2026へ|初台で毎年通いたい無料のメディアアート体験
2026.08.03
毎年夏に開催される、初台のICCキッズ・プログラム。無料とは思えないほどクオリティの高いメディアアート作品に出会える、家族で毎年楽しみにしているイベント。
音や光、センサー、テクノロジーを使った作品を、実際に触れたり動いたりしながら楽しめる体験型の展示です。
今年も会期が始まり、早速4歳の娘と行ってきたので、展示の感想、所要時間や混雑状況、子連れで回ったモデルコースをまとめました。


こんな人におすすめ
- ・夏休みに東京で子どもと行ける室内スポットを探している
- ・暑い日でも移動しやすい、駅直結のお出かけ先を知りたい
- ・4歳前後の子どもと楽しめる無料の体験スポットを探している
- ・毎年楽しみにできる夏休みイベントを見つけたい
- ・アートやものづくり、AIなどのテクノロジーを使った表現に触れてみたい
- ・初台周辺でランチやおでかけを組み合わせたい
ICCキッズ・プログラム2026とは?|初台で楽しめる無料のメディアアート展
「ICCキッズ・プログラム」は、子どもから大人まで楽しめる、無料のメディアアート展です。
会場は東京オペラシティタワー4階にあるICCで、京王新線「初台」駅東口から直結で徒歩2分ほど。入場無料で楽しめます。
2026年は「みかんのやくそく——つくって、とらえるメディア・クリエイションズ」がテーマ。7月25日(土)〜8月30日(日)まで開催されています。

魅力は、作品をただ見るだけではなく、自分の動きや操作によって作品が変化する「体験型」の展示であること。
今年の展示では、AIなどのメディア・テクノロジーを題材にしながら、「誰がつくるのか」「表現はどこから生まれるのか」といった問いを、子どもたちが体験を通して考えられる内容になっています。

ICCキッズ・プログラムは4歳でも楽しめる?所要時間・混雑・ベビーカー情報
結論から言うと、ICCキッズ・プログラムは4歳でも楽しめました。
展示は1時間ほどあれば見て回れます。今回は週末の15時頃に訪問しましたが、展示エリアは混雑することもなく、ゆっくり作品を楽しむことができました。ただ、16時頃には入場待ちの列が少しでき、オペラシティ内のカフェなどのお店も混雑していました。コンサートホールなどもある施設なので、イベント開催日や時間帯によっては周辺が混み合うこともありそうです。
短時間でも楽しめるので、オペラシティ内でランチと組み合わせたり、周辺のおでかけと合わせたりするのにもおすすめです。
アクセス面では、初台駅から東京オペラシティまでは駅直結。エレベーターもあり、会場にはベビーカー置き場もあるので、ベビーカーでも行きやすい場所です。暑い日や雨の日でも移動しやすく、夏休みのお出かけ先として子連れで行きやすいスポットだと思います。

4歳とICCキッズ・プログラムへ|当日のモデルコース
初台駅到着〜ランチ
14:00 初台駅着。今回はICCへ行く前に、オペラシティのB1FロータリーにあるHUBで遅めのランチをすることにしました。
キャッシュオンでお酒やフィッシュ&チップスなどを楽しめる、イギリスのパブ文化を感じられるお店ですが、実はキッズメニューがあり、子連れでも利用しやすいです。
今回は土日の訪問でしたが、初台周辺はオフィス街ということもあり、昼過ぎの時間帯はそこまでガヤガヤしておらず、ゆっくり過ごせました。
去年3歳の時にも、お酒好きな友達家族と訪れて、「子連れでこういうお店も意外といけるね!」となった、わが家の定番コースです。笑

ちなみに、オペラシティ内には大戸屋や丸亀製麺などの飲食店もあります。
ICCキッズ・プログラムへ
15:00 ランチの後は、4階のICCへ。今年のキッズ・プログラムでは、みかんをモチーフにした作品が印象的でした。

私が一番好きだったのは《みかんのき》。デバイスで会場内の色を抽出し、オリジナルのみかんを作る体験が楽しめました。


スコット・アレンさんの《Unreal Pareidolia -sandbox of shadows-》という作品では、マグネットブロックなどのおもちゃの影を使ってAIが画像を生成する体験があり、子どもが入り込みやすい内容になっていました。


娘が特に気に入っていたのが、堀宏行さんの《みちのからだ》。最初は不思議そうに見ていましたが、自分の動きに合わせて姿が変わることがわかると、何度も動いて楽しんでいました。私も3D化された娘を何度も見てしまいました。笑


ICCには常設展示もあり、初めて訪れる方には、マシュマロのような形をした《マシュマロスコープ》はぜひ体験してほしいです。自分の顔写真を撮影して探す《自分の顔を探せ!》はプリントして持って帰れるので、毎年お土産にしています。笑
ICCを見た後は、おやつ休憩をすることに。オペラシティ内に人が増え始めていて、イタリアントマトやエクセルシオールなどのカフェは混雑していました。
そこで、オペラシティ内の成城石井でアイスとコーヒーを購入し、ロータリーのベンチで休憩。子どもと一緒だと、こういう気軽な休憩場所があるのはありがたいです。
幡ヶ谷・仙石湯へ
最近家族でお出かけした後は、銭湯に入り、ご飯を食べて帰るのが定番のコースです。ということで、ICCの近くの銭湯へ行くことに。
電車に乗って1駅。銭湯「仙石湯」は、幡ヶ谷駅から徒歩5分ほどで到着します。

仙石湯は昔ながらの番台スタイルの銭湯で、入口から男湯と女湯が分かれているタイプ。建物は年季が入っていますが、清潔感があり、落ち着いた雰囲気でした。備え付けのシャンプーやボディソープはないので持参がおすすめです。
お風呂は40度くらいの浴槽があり、少し熱いので娘は足をつけるくらいに。17時頃でも空いていて、子連れでも利用しやすかったです。
そのあとは駅前の日高屋で夜ご飯。娘と野菜たっぷりタンメンをシェアして、私は瓶ビールで締めました。
あとは寝るだけ。娘をベッドまで運ぶだけ。笑
親も子どもも満足して、帰宅後がとても楽なコースでした。
私が毎年ICCキッズ・プログラムへ通う理由

10年近く通い続ける、お気に入りの場所
キッズ・プログラムですが大人だけでも十分楽しめる展示なので、気がつけば、もう10年近く通っています。子どもが生まれる前は夫と一緒に、そして娘が2歳の時から、家族で毎年通っています。
私自身、アートの中ではメディアアートが一番好きです。そして子どもがその興味を広げたり、表現に触れるきっかけを作るなら、このキッズ・プログラムが一番いいと思っていて。もう、これだけは淡々と毎年通い続けたいと思っています。
それがなぜかというと、展示されている作品のセンスが間違いなく、今年はハズレだ…と思ったことが正直一度もないこと。私も趣味で作品づくりをすることがありますが、「こんなものが作れるんだ」と驚くような作品に出会えることも、通い続ける理由のひとつです。
毎年違うテーマに出会える楽しみ
ICCキッズ・プログラムの魅力は、毎年コンセプトや展示内容が大きく変わるところにもあります。
今年はどんなテーマなのか、どんな作品に出会えるのか。毎年夏になると楽しみにしながら会期をチェックしています。
AI時代だからこそ、子どもに届けたいメディアアートの体験

もちろん詳しい仕組みも、AIも、4歳の娘にはまだわからないと思います。
それでも、デジタルの世界の面白さ、テクノロジーを使ったアート作品に幼少期から触れることは大切にしたいなと、メディアアートが好きな自分としては思います。
普段遊んでいるマグネットブロックで作った作品と掛け合わせるとこうなるのか、という発見もありました。

わが家でもマグネットブロックを愛用していて、三角形や四角形のシンプルな図形のみで構成されているものを選んでいます。
▽ 【3歳からのマグネットブロック】100ピースで広がる立体遊び|作品例・選び方レビュー

そして、この作品のおもしろさは、AIで作っているからすごい、ということではないところだと個人的には感じました。
もともとの発想や作品そのものがあって、そこにテクノロジーを掛け合わせることで、また違った表現や体験が生まれる。マグネットブロックでかたちを作り、光をあてて影を生むことは、むしろアナログ的です。その組み合わせのおもしろさが、メディアアートの魅力でもあると思います。

今はAIを使うことで、専門的な知識や技術がなくてもアイデアを形にできる、便利でおもしろい時代になりました。
自分の頭の中にあるものを、今までより簡単に表現できるようになったことは、素晴らしいことだと思います。
だからこそ、これからの時代を生きる子どもたちに必要なのは、ただ技術を使えるようになることだけではなく、「何を作りたいのか」「どう表現したいのか」を考える力なのかもしれません。
娘が大きくなって、「これを作るには何が必要なんだろう」「どんな技術があるんだろう」その探究心が芽生えたとき、そっと背中を押せたらいいなぁと思いつつ。
ICCキッズ・プログラムは8月30日まで。夏休みのお出かけ先を探している方は、ぜひ訪れてみてください。
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